夏になって、本格的な虫よけのシーズンになってきましたね。


大人だって、蚊にさされたらイヤですが、小さな子はなおさらのこと。痒くて痛くて可哀相だし、何よりも、赤く腫れちゃったりかき壊して膿んじゃったりしたら大変。


虫よけは、欠かせないグッズの1つなのですが、最近、虫よけスプレーに使われている「ディート」という成分が、体に悪いんじゃないかという話が浮上しています。


お母さんとしては気になりますよね。


そこで、このページでは、その気になるディートについて、調べてみました。
あなたのお役に立てますように。

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虫よけスプレーの成分、ディートが危険て本当?

ディートってなに?


『ディート(DEET)』とは、
虫よけの効果がある化学物質のことで、虫除けスプレーなどに使われています。


特に、蚊やダニなどの血を吸うタイプの虫に高い効果があり、お値段も安いので、世界中で使用されている成分なんです。


そのディートが、最近になって、安全性への関心の高まりから、話題になっています。
濃度や使用時間、方法によっては人体に影響があるという事実が知られ始めたからです。


ディートの安全性を心配する小さな子供を持つ母親などの声を受けて、ディートを使用しない虫よけ製品も発売されています。


果たして本当にディートは危険なんでしょうか?
ディートが入っている虫よけは、使わない方がいいんでしょうか?

ディートは危険?


ディートの歴史は古く、戦争中にアメリカ軍がジャングルの中で蚊やダニなどの血を吸うタイプの虫除けとして使っていたものです。


そう聞くと、なんか怖いイメージがありますよね。
でも実はディートというのは、殺虫剤ではなくて忌避剤。
虫を殺す成分なのではなくて、虫の感覚をマヒさせて、人間の血を吸わせなくするものなんです。


戦争中はさすがに、原液に近い強力な状態で使っていたので、兵士の健康にも悪影響があったらしいですが、今はもちろんそんなことはなく、人間の体に害がない量を使うように、法律で定められています。


特に日本はご存じの通り規制が厳しいですので、海外よりも低い割合を定めているので大丈夫。
使用上の注意に書かれた使用回数を守っていれば害が出ることはありません。


実際に、日本では40年以上ディートが使われていますが、厚生労働省の資料を見ると、「薬事法に基づく副作用の報告はない」「アメリカ、カナダ、イギリスなどにおいて、販売停止等の措置を講じている国はない」と書かれています。



もちろん、使いすぎたり使用方法を間違ったりすれば害があります。
それはディートに限らずどんなクスリも同じこと。


むやみにディートを怖がって、虫に刺されてしまったら本末転倒です。
虫刺されが原因の病気や皮膚病になってしまう可能性だってあるんですから、必要以上にディートを恐れないでくださいね^^

ディートの子供に対する危険性は?


先ほども書いたように、ディートは、適切に使う分には危険はありません。


問題は、

  • 大人では問題ない量でも、小さい子供には害になってしまう場合があること
  • 子供が間違って吸い込んだり飲んだりしてしまうこと

です。

赤ちゃんや子供の使用方法に注意

ディートが含まれる虫よけスプレーには、小さい子供や赤ちゃんに使う時の使用上の注意が必ず書かれていますので、それを守るようにしましょう。


特に、最近ではディートの配合割合が高い虫よけスプレーが人気です。
なぜなら効果が高いから。


法律で、ディートの配合の割合が、以前の12%から30%に引き上げられたんです。
虫よけ効果が高くなる反面、小さい子供に使うときにはより注意が必要になります。
使用できない年齢もありますので、よく説明書きを読んでから使用してくださいね。

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間違って吸い込んでしまった場合

万が一子供が大量に吸い込んでしまった場合は、中毒110番に相談するといいです。

■大阪中毒110番(365日 24時間対応)
     072-727-2499 (情報提供料:無料)
■つくば中毒110番(365日 9時~21時対応)
     029-852-9999 (情報提供料:無料)
>>中毒110番のページ

「漫然とした使用を避けること」ということもガイドラインで決まっています。
「なんとなく虫がいそうだから使いましょう」という使い方は絶対にやめましょうね。

虫よけスプレーで子供におすすめのものはなに?

吸い込まないタイプの虫よけ剤

大人でもうっかり吸い込んでむせてしまうことがあるんですから、子供に使う時には、やはりスプレーは避けたいと思いますよね。
そんなときには、

  • 塗るタイプ
  • 貼るタイプ
  • ローションタイプ

などがあります。

ディートを配合していない虫よけ対策

ピレスロイド系の殺虫成分を使ったもの

  • 蚊取り線香
  • 電気式薬剤拡散タイプ
  • 室内スプレータイプ



マットを電気で加熱して、成分を揮発させるタイプのやつです。
昔からありますよね。あれはディートは使ってないそうです。


また、室内スプレータイプというのは、壁にとまっている蚊を狙ったやつ。
これもCMでやってますね^^

アロマを利用するもの

天然成分の中にも、蚊が嫌いなニオイというものがあります。
その代表が「ハッカ油(ミント)」。


殺虫の効果はありませんが、蚊だけじゃなく、ダニやアリ、ゴキブリもこの臭いを嫌がるんだそうですよ。
お安く手軽に手に入るので、手作りの虫よけスプレーが作れます。


何が入っているかわからない市販のものよりもずっと安心。
ハッカ油の手作り虫よけスプレーの作り方は、こちらで解説しています。
>>ハッカ油(ミント)の手作り虫よけスプレーの作り方とその効果について


まとめ


「ディートは怖いよ!」と書いてあるサイトや情報誌もありますが、その実態は、「使い方を間違えたら」という但し書き付きだったんですね。


むやみに怖がることはないってことが、わかっていただけたと思います。


でもだからといって、気を許すと事故が起きるのが、ディートに限らずすべてのクスリのお約束。
使用上の注意は、面倒がらずにちゃんと読むようにしましょうね^^


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