鳴門市の道の駅「第九の里」。ドイツ人捕虜との交流に想いを馳せる。

お出かけ

徳島県鳴門市にある道の駅「第九の里」へ行ってきました。
近くには四国八十八か所霊場一番札所の「霊山寺」や徳島県の一の宮「大麻比古神社」があり、鳴門市観光のついでに立ち寄るのにおすすめのスポットですよ。

第九の里へのアクセス方法や見どころをご紹介します。

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道の駅「第九の里」へのアクセスと駐車場

道の駅にしては珍しく、幹線道路沿いではなくて少し奥まったところにあります。駐車場は台数が少なめですが、道路をはさんだ向かい側に第二駐車場がありました。駐車場は無料で利用できます。

道の駅 第九の里
〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町桧東山田53

道の駅「第九の里」はこんなところ

第九の里にはレストランと、徳島県と鳴門市の名産品を販売する物産館、トイレ、観光情報コーナーがあります。
敷地内には「板東俘虜収容所(ばんどうふりょしゅうようじょ)」の資料などを展示しているドイツ館がありますよ。

板東俘虜収容所って?

板東俘虜収容所(ばんどうふりょしゅうようじょ)は、第一次世界大戦で捕虜となったドイツ兵を収容していたところです。4,600人が捕虜として日本へ連れてこられ、そのうち約1,000人が板東に収容されていました。

板東俘虜収容所の松江豊寿所長は会津藩の出身で、戊辰戦争に敗れて降伏した側の悔しさを見て育ち、捕虜の受け入れ前には「武士の情けをもってドイツ兵を扱うこと」を部下に強く言い含めました。

松江所長の思いのもと、奴隷のような扱いではなく自由に過ごすことができたドイツ兵たちは、ドイツの進んだ技術をこの地に伝え、板東の人々も親しみをこめて「ドイツさん」と呼び、交流がありました。
松平健さん主演の映画「バルトの楽園」で、このことが描かれています。

物産館は、板東俘虜収容所を移築した重要文化財

道の駅のメイン施設である物産館の建物は、板東俘虜収容所の建物を移築したもので、重要文化財となっています。

物産館にはレストランが併設されていて、鳴門市の名物「鳴ちゅるうどん」や、ドイツのソーセージを使ったホットドッグなどが食べられますよ。

ドイツとの交流が今でもさかんなので、ドイツビールが尋常じゃない品ぞろえでした。徳島の名産のすだちやさつまいもの鳴門金時を使ったお菓子などのお土産品や、鳴門市の焼き物「大谷焼」のカップやお皿もありました。

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13種類の手作りジェラート

道の駅といえばご当地ソフトクリームですが、第九の里では手作りのジェラートがいただけます!徳島県の名産品を使ったオリジナルジェラートが13種類。

味はあんずミルク、塩キャラメル、チョコレート、れもんミルク、鳴門わかめ、香るバニラ、鳴門金時焼き芋、まろやか牛乳、神山の香ばし緑茶、贅沢いちご、和三盆とつぶつぶれんこん、純米大吟醸酒かす、すだちミルク。

サイズはシングル、ダブル、トリプルがあって、トリプルはミニサイズで3段なのでいろんな味を試したいときにおすすめですよ。シングル280円、ダブル380円で、コーンとカップが選べます。

鳴門わかめ&すだちミルク

わかめのジェラートって、ちょっとゲテモノっぽいですがミルクにほんのり磯風味の塩味がきいていて、意外とおいしかったです。わかめのつぶつぶも食感がいいアクセントになっていましたよ。

すだちミルクは、ミルクとすだちのさっぱりした柑橘系の風味がマッチしていました。どちらもミルク系ですが、あと味がしつこくなく、あっさりしたおいしさでした。

鳴門金時ジェラート

鳴門金時ジェラートは13種類のジェラートとはまた別メニューで、ほかほかの鳴門金時ペーストにミルクジェラートがのっています。お値段は480円。

容器がちょっと熱いのでご注意を。そしてジェラートがものすごい早さでとけます。ほくほくのおいもとミルクの組み合わせがおいしくないわけがない!

「第九」アジア初演の地

年末になると聞こえてくる、ベートーベンの「歓喜の歌(交響曲第九番)」。日本で初めて演奏されたのが、ここ鳴門市なんです。

1918年6月1日、板東俘虜収容所のドイツ兵たちが企画したコンサートで演奏されました。鳴門市では、今でも6月1日は「第九の日」として、年末だけでなく演奏されていますよ。

第九の里は、道の駅スタンプもベートーベンでした。

第九の里では定期的にイベントも!

第九の里とドイツ館では、12月にはクリスマスマーケット、7月には第九の里まつりなど年に数回イベントが開催されていますよ。

10月13日、14日には「ドイツグルメッセ2018」が開催されます。ドイツビールやワイン、ソーセージ、ドイツのお菓子の販売や、徳島県内のクリエイターなどが出店するマルシェイベントです。

ドイツ館1階大ホールとドイツ館前広場で開催され、時間は10:00~16:00まで。入場は無料です。

まとめ

第九の里は小さい道の駅ですが、鳴門市の魅力がギュッとつまっていますよ。
また、今年2018年は第九のアジア初演からちょうど100年の節目の年なので、ぜひ訪れてみてくださいね。

 

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