徳島市の猫神さま「王子神社」の見どころ。ご利益と御朱印情報も。

お出かけ

「猫神さん」として親しまれている、徳島県徳島市八万町の王子神社。

王子神社は猫好きにはたまらない猫だらけの神社で、月替わりでいただける御朱印も、もちろん猫デザイン!王子神社がなぜ猫を神さまとしてお祀りしているのか、気になる由来やアクセス方法をご紹介します。

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王子神社へのアクセス方法と駐車場情報

王子神社
〒770-8070
徳島県徳島市八万町向寺山55

王子神社は、徳島市八万町の「文化の森総合公園」の中にあります。図書館のとなりに、神社へと続く石段があります。駐車場は文化の森総合公園と共通で、無料で利用できますよ。

王子神社のかわいい御朱印

徳島では珍しいカラフルなかわいい御朱印で、デザインは月替わりです。

参拝したのが8月なので、阿波踊りデザインでした。初穂料は300円です。

たまに社務所が無人のこともあるみたいですが、そんなときは拝殿に書き置きが置いてあるそうです。王子神社の御朱印には月替わりじゃないノーマルデザインもありますが、同時に両方いただくことはできません。

御朱印も猫、拝殿にはたくさんの招き猫。なんでこんなに猫まみれなのか、王子神社の歴史をご紹介します。

「おうじんさん」から「猫神さん」へ

王子神社は室町時代の創建。ご鎮座から500年以上のとても歴史のある神社で、阿波藩(現在の徳島県)の家老である長谷川家の崇敬が厚かったといわれています。

王子神社の本来のご祭神は天津日子根命(あまつひこねのみこと)で、風や海をつかさどる神さまで猫とは関係ありません。

拝殿の奥にひっそりとお祀りされているのが、「お松大明神」と「お玉大明神」です。お松さんは人間の女性で、お玉ちゃんは猫。

なぜ人間と猫が神さまとしてここにお祀りされたのかには、江戸時代に起こった「阿波の化け猫騒動」が関係しているんです。

阿波の化け猫騒動

日本三大化け猫騒動に数えられる、「阿波の化け猫騒動」。唯一、化け猫が主人の敵討ちを果たした物語です。化け猫となったお玉ちゃんは、主人であるお松さんの無念を晴らすために大暴れしました。

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化け猫から猫神さまへ

阿波の化け猫騒動の舞台は徳島県阿南市で、王子神社がある徳島市八万町からはずいぶんと遠くです。阿南市にも、お松さんとお玉ちゃん(阿南市では「三毛」という名前ですが)をお祀りしたもうひとつの猫神さん、「お松大権現」があります。

王子神社でお祀りされているのも同じお松さんと猫ちゃんなのですが、こちらではお松さんは庄屋の娘で無実の罪で処刑された、と伝わっています。「なんで同じ人と猫をお祀りした猫神さんが2つあるんだろう?」って不思議ですよね。

ここで阿波藩の家老、長谷川家が関係してきます。阿波の化け猫騒動で富豪とぐるになってお松さんの訴えを聞かなかった奉行というのが、長谷川家の人でした。

化け猫の祟りをおそれた長谷川家が、代々崇敬していた王子神社にお松さんとお玉ちゃんの祠をたてて丁重にお祀りしたのが、王子神社の猫神さまの始まりです。

王子神社はお松大権現と同じく、徳島県では受験の神さまとして有名な神社です。

王子神社のおうらまいり

王子神社の本殿にはもともとのご祭神が鎮座しているので、お松さんとお玉ちゃんは拝殿の裏に「おうらまいり」としてお祀りされています。

おうらまいりの祠は、右から「お松大明神」「お玉大明神」「お猫さん供養」と並んでいました。

ラブリーな「さすり猫さん」も

祠のとなりには、さすりながら願い事をするとかなえてくれるという黒猫の像「心願成就さすり猫さん」が鎮座しています。さば缶や猫缶がお供えされていました。


受験には頭、手は開運、お腹をなでると安産のご利益があるそうですよ。

まとめ

王子神社は小さな神社ですが、猫好きにはたまらないかわいい神社です。猫神さまだけでなく、とても人なつっこいリアル猫さんもいて、なでさせてくれますよ。

阿南市のお松大権現と合わせて、猫好きな方や御朱印集めが好きな方にはおすすめしたい神社です。徳島県に来たときは、ぜひ参拝してみてくださいね。

 

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