【体験談】別居に伴う婚姻費用の調停の方法と注意点!弁護士なしでもできました!

体験談

今や3人に1人が離婚する時代。別居する家庭も珍しくなくなってきました。

別居や離婚するにあたり、やっぱり心配なのは生活費じゃないでしょうか?お仕事されている方ならまだしも、専業主婦だったり、子供がいたりするとお金はいくらあっても足りないくらいですよね。

ご主人が快く負担してくれるのならいいのですが、離婚を視野に入れている以上、そう上手く行かないケースがほとんどだと思います。我が家もそうでした。

そんなあなたにご紹介したいのが、婚姻費用分担の調停です。私もこの手続きを経て、弁護士に依頼することなく生活費を得ることが出来ましたので、その時の経験談をもとにご紹介します。

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婚姻費用とは?

そもそも婚姻費用とは何なのでしょうか?聞きなれないワードで知らない方も多いのではないでしょうか。

『婚姻費用』とは、「夫婦と未成熟の子」という家族が、その収入や財産、社会的地位に応じて、通常の社会生活を維持するために必要な生活費のことです。

具体的には、居住費や生活費、子どもの生活費や学費といった費用のことです。

法律上、婚姻費用については、夫婦がその負担能力(収入の大小等)に応じて、分担する義務を負っています。この義務は、別居していても、法律上の夫婦である限りなくなることはありません。

そのため、夫婦が別居した際に、妻に比べて収入の高い夫が生活費を払ってくれないような場合は、婚姻費用分担請求をすることができます。
出典URL:パーフェクト離婚ガイド

上記の中で述べられている、婚姻費用分担請求が今回のテーマである婚姻費用分担の調停になります。

この法律の下、別居状態にある夫婦でも生活費を扶助する義務があり、この調停を起こすことで、お金を出し渋る相手からも生活費を出してもらえることが出来るのです。

互いの年収や子の状況、年齢に応じていくら払ってもらえるのかの相場も決まっています。気になる方は「婚姻費用の算定表」で調べてみましょう。

用意するもの

では、婚姻費用分担の調停はどうやって起こすのでしょうか?必要なものを確認していきましょう。

  • 申立書(裁判所HPでダウンロードできます)
  • 戸籍謄本
  • あなたの収入状況が分かる資料
  • 相手の収入状況が分かる資料
  • 収入印紙1,200円分
  • 連絡用の切手(各裁判所によって金額が異なります)

申立書について

申立書は裁判所のHPに記載例があるので、そちらを参照すると良いでしょう。

収入状況について

収入状況が分かる資料については、源泉徴収票や働いている方は直近3か月分の給与明細でも可です。

相手の年収は、具体的に知らないという方も多いのではないでしょうか。

私もそうだったのですが、公的に相手の年収を知る方法が実はあるんです!それは「課税証明書」。

相手とまだ住民票が同じなのであれば、相手の同意なしでも相手の課税証明書が取れるので、ぜひ住民票を移す前に取得されるのがオススメです。

連絡用切手について

連絡用の切手については、それぞれの裁判所によって必要金額が異なるので、問い合わせてから準備しましょう。

上記のほか、任意で別居の経緯を説明する書類を添付しても構いません。必要であれば裁判所のHPでフォーマットが用意されているので、そちらを利用しても良いです。

必要書類が揃ったら…

必要書類が揃ったら、裁判所へ郵送します。ここで重要なのは、あなたが婚姻費用の調停を起こす場合、調停が行われる裁判所は相手の住所を管轄する裁判所です。

あなたの最寄りの裁判所ではありません。ですので、書類も相手住所を管轄する裁判所に郵送する必要があるので注意してください。

用意する連絡用切手の金額を問い合わせる裁判所も上記の裁判所になります。

別居先が遠く、裁判所に行けない場合は電話調停が認められる場合もあるので、裁判所に相談してみてくださいね。

申し立てた後は?どれくらいで決まるの?

書類を郵送後、1週間程度で裁判所からあなたに連絡が来ます。

内容は申し立て内容の確認と調停日の調整です。初回の調停日は申し立てから約1ヵ月後に設定されることが多いです。初回から月1回の頻度で行われていきます。

 

では、婚姻費用が決まるまではどれくらいかかるのでしょうか?

こればっかりは何ともいえません。調停といえども調停員という第3者を挟んだ話し合いに過ぎないので、相手がすんなり合意すれば1回で終わることもありますし、婚姻費用を値切るなど話し合いが長引けば半年やそれ以上かかることも有り得ます。

実際に私は8ヶ月かかりましたし、1年かかった人も知っています…。

でも安心してください。相手がごねたり、調停を欠席したり、なかなか話が進行しない場合は調停員と裁判官の判断で「審判」という措置が取られます。

「審判」とは、話し合いに合意点が見つからない場合、裁判官が客観的に判断して婚姻費用を決めることをいいます。

なので、申し立てれば必ずどこかの金額で落ち着くというゴールがあるので安心です。

また長くかかっても、調停を申し立てた時点からの婚姻費用を払ってもらえるので、早めに行動したいですね。

婚姻費用の調停を経験してのアドバイス

弁護士はつけたほうがいい?

私は婚姻費用の調停だけなら弁護士をつけなくても大丈夫でした!

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弁護士をつけるに越したことはありませんが、婚姻費用の調停の場合、弁護士をつけたからといって期待できる効果はそれほど高くありません。

なぜなら、相手と自分の収入で大体の相場の金額が決まっているからです。実際に決まる金額も、この相場からかけ離れた金額になることは少ないです。

冷静に現在の状況を話せるコミュニケーション力があれば問題はありません。生活費が必要なのに、弁護士費用がかかっては本末転倒ですからね。

とは言ってもやはり初めての調停は不安だったので、私は1時間いくらと決まっている弁護士相談で相談だけ乗っていただきました。

準備しておいたほうがいいことはある?

あります!2点お伝えしたいことがあります。

まず1つは、話したいことをメモ書きにまとめること、です。

私も初めての調停、とても不安でした。当日言いたいことが全て伝えられるように、簡単なメモ書きを書いて持っていきましたが、結果大正解でした!

当日緊張してしまって、話したいことがすっ飛んでしまったのですが、このメモ書きのおかげで漏れなく伝えられました。

2点目は、自分の経緯を年表にまとめること、です。

初回の調停では、まず今までの経緯を聞かれます。私は今までのことを順を追って上手く話せる自信が無かったので、自分の今までを年表に表しました。

そうすることで、いつにこういうエピソードがあった、という事が目で見て分かりやすくなるので、調停員さんも理解しやすいのでおすすめです。

話し方は「冷静に、毅然と」!

調停員さんにも様々な方がいますが、上記の話し方はとても大切です。

調停はあくまでも話し合いなので、相手と金額や条件をすり合わせる際、調停員はあなたと相手、説得しやすそうな方に譲歩を求めてきます。

だからあなたが絶対に条件を譲りたくないのであれば、毅然とした態度で臨み、「この人は簡単に意見を変えそうにないな」という印象を与えなければなりません。

私はその緊張からか調停員に相手に歩み寄るよう説得されかけたので、あなたには気をつけてほしいです!意外にも結構大事なポイントです。

まとめ

相手と再構築するにせよ、離婚に向かうにせよ、自分の経済状況を成り立たせることはとても大事なことです。子供がいればなおさら。

お金の心配が減るだけで、心の余裕も出来てくるものです。私も離婚について将来真っ暗だと決め付けてネガティブになっていました。

ですが生活費の不安が解消されてから、心にゆとりを持てるようになり、子供達と暮らす毎日が楽しくなって新しいスタートを切ることができました。

あなたもご自身の状況を整えてから、これからの将来についてゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。

 

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