露天神社(お初天神)に行きました。ご利益、御朱印、アクセス、曽根崎心中のあらすじ情報。

お出かけ

大阪キタの中心地、梅田にある「曽根崎(そねざき)」という地名。人形浄瑠璃の「曽根崎心中」でも有名ですよね。

曽根崎にある「露天神(つゆのてんじん)」という神社を知っていますか?「お初天神」のほうがピンとくるかもしれませんね。

曽根崎心中の舞台となり、今では正式名称よりも“お初天神”として有名な神社ですが、実はものすごく歴史のあるところなんですよ。

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お初天神(露天神)へのアクセス

阪急東通り商店街からお初天神通りへ向かうのが一番わかりやすいと思います。最寄り駅は地下鉄谷町筋線東梅田駅ですが、JR大阪駅や御堂筋線梅田駅など、梅田の駅どこからでも徒歩10分程度の距離です。

露天神社(お初天神)
〒530-0057
大阪府 大阪市北区曾根崎2丁目5−4

お初天神(露天神)の歴史

今では「お初天神」として有名ですが、露天神は実はものすごく歴史の古い神社なんです。古来、大阪湾に浮かぶ小島だった現在の地で八十島祭(やそしままつり)を行った1社であると伝えられています。

難波の海辺で天皇の即位儀礼の一環として行うのが八十島祭で、史料が残っている850年の文徳天皇の即位から1224年の後堀河天皇即位まで少なくとも22回行われ、鎌倉時代になくなった儀式です。

創建年は正式にはわかっていませんが850年頃にはすでにこの地に鎮座し、露天神には1300年の歴史があるといわれています。

「露天神」の社名の由来は、菅原道真公が太宰府へ配流される途中、大阪・福島で船泊のとき参詣し、「露と散る 涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば」という京の都をしのぶ歌を詠まれたことにちなんでいます。

「お初天神」の由来となった曽根崎心中

江戸時代の作家、近松門左衛門が作った有名な人形浄瑠璃「曽根崎心中(そねざきしんじゅう)」ですが、聞いたことはあっても詳しいストーリーってあまり知らないですよね。

これは本当にあった悲恋の物語をベースにした作品で、心中事件は1703年に起こりました。

曽根崎心中のあらすじ

醤油屋で働く徳兵衛と天満屋の遊女・お初は恋人同士でしたが、醤油屋の主人が真面目で働き者の徳兵衛を姪と結婚させて独立させようと考え、徳兵衛の継母に結納金を渡していました。

お初との結婚を考えていた徳兵衛は、もちろん主人の姪との結婚は断るつもりだったので勝手に話を進めた継母から結納金を取り返し、お金はそのまま主人に返すはずでした。

そのころ、徳兵衛が兄弟とも思うほど信頼していた友人がお金に困っていたので気の毒に思い、期限付きで結納金のお金を貸したところ友人は期限になってもお金を返しませんでした。

心中するしかなかった徳兵衛とお初

主人にお金を返さないといけない期限が翌日に迫り、せっぱつまって返済を求める徳兵衛を友人は公衆の面前で罵倒し、5人の仲間とともに袋叩きにしました。お初もその場にいましたが、騒動に巻き込まれたくない客によって天満屋に連れ戻されてしまい、その後の徳兵衛のことを心配していました。

借金の証文はニセモノだと言われ、お金も取り戻すことができずにさんざんな目にあい、ボロボロになった徳兵衛がお初に会いに来て「もう終わりだ」と嘆き、覚悟を決めた二人はついに露天神の曽根崎の森で心中をはかりました。

友人がクズすぎてドン引きするし、徳兵衛とお初の2人がかわいそうな話です。

醤油屋の主人は徳兵衛の叔父で、遊女のお初との仲を良く思っていなかったことや、結納金をすぐ返せなかったので横領を疑われるなどいろんな条件も重なって、真面目な徳兵衛は死んで潔白を証明するしかなかったんでしょうね。

当時の人々も2人をあわれみ、心中の舞台となった露天神はやがて「お初天神」と呼ばれるようになったそうです。

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お初天神の御利益は?

命をかけてでも添いとげることを選んだ徳兵衛とお初の2人は、今では縁結びの神さまとして知られています。お初天神は「縁結びのパワースポット」として人気がありますよ。境内には2人をモチーフにした像がたくさんあります。

美人祈願絵馬

お初天神には、姿だけでなく心も美しいお初さんにあやかれる「美人祈願絵馬」があります。顔を自分で自由に書ける絵馬で、いろんな表情のお初さんがいましたよ。

お初天神の御朱印

お初天神の御朱印は曽根崎心中の徳兵衛とお初のスタンプ入り。初穂料は300円で、授与所でいただけます。御朱印は9:00~18:00までの受付時間でした。

まとめ

大阪・梅田の繁華街にある「お初天神」は、存在は知っていても参拝したことはありませんでした。

江戸時代の悲恋の心中事件の舞台となった場所でもあり、今では縁結びの神さまとして知られています。アクセスがとても便利な場所にあるので、梅田に行ったときは参拝してみてくださいね。

 

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